『森山大道×蜷川実花』展が京都で開催、森山は80年代作、蜷川は窪塚熱写を展示

タカ・イシイギャラリー京都と小山登美夫ギャラリー京都による共同企画写真展『森山大道×蜷川実花』が、9月24日まで開催されている。

京都・下京区にあるタカ・イシイギャラリー京都では、森山大道の写真作品を展示。森山の1980年代を代表する写真作品『美しい写真の作り方・6 下高井戸のタイツ』から20点を紹介する。同作は、1972年の『写真よさようなら』以降、スランプに陥っていた森山が「写真とは何か」という問いに答えを見出し、再び写真を撮る日々を取り戻した時期を記録した貴重な作品だ。

スペースを共有する小山登美夫ギャラリー京都では、蜷川実花の作品を展示。同展では、今年7月に刊行された写真集『月刊MEN SPECIAL 窪塚洋介 NOWHERE』から作品が展示される。同作は、様々な分野で活躍する俳優・窪塚洋介を蜷川が濃厚に撮影したもの。蜷川の作品がもつ様々な感情や、非現実的な世界を喚起するような独特の色彩が堪能できる作品展となっている。

お互いを認め合う森山と蜷川の両者による作品が同時に展示されるこの機会に、是非会場へ足を運んで欲しい。なお、同展会期中の8月14日から8月22日までは、両ギャラリーともに夏季休廊となっているので注意しよう。

共同企画展
『森山大道×蜷川実花』

2011年8月6日(土)~9月24日(土)

会場:京都府 下京区 タカ・イシイギャラリー京都
時間:11:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日
※8月14日から8月22日まで休廊日

会場:京都府 下京区 小山登美夫ギャラリー京都
時間:11:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日
※8月14日から8月22日まで休廊日

料金:無料

(画像上:森山 大道 「タイツ」 1987-2011年 B & W プリント ©Daido Moriyama / Courtesy of Taka Ishii Gallery、画像下:蜷川 実花 窪塚 洋介 ©mika ninagawa / Courtesy of Tomio Koyama Gallery)

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