劇作家2人がそれぞれの自作をリーディングするシリーズ公演企画『自作自演』の第2回が、11月20日に東京・水天宮前の水天宮ピット大スタジオで行われる。
全4回のシリーズとなる同企画は、現在改修のため休館している東京芸術劇場が主催するもの。前回は、劇作家の岩松了と、劇団サンプルを主宰する松井周が登場し好評を博した。
第2回目となる今回は、劇団「遊園地再生事業団」を主宰する宮沢章夫と、パフォーマンスグループ「鉄割アルバトロスケット」主宰の戌井昭人が登場。宮沢は小説作品『不在』、最新刊『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』の中からリーディングを行うという。
対する戌井は、最新小説集『俳優・亀岡拓次』より『吐瀉怪優』と、短編小説集『ただいま おかえりなさい』に収録の作品を披露する。さらに、両者ともに自身によるエッセイのリーディングも実施。エッセイのタイトル、内容などは「当日のお楽しみ」とされている。
なお、同イベントの第3回は2012年3月4日に別役実と野田秀樹、第4回は3月20日に唐十郎と渡辺えりという顔合わせで開催される予定だ。
芸劇+(プラス)トーク ――異世代劇作家リーディング
『自作自演 第2回』
2011年11月20日(日)OPEN 14:30 / START 15:00
会場:東京都 水天宮前 水天宮ピット 大スタジオ
出演:
宮沢章夫
戌井昭人
料金:前売1,000円 当日1,500円
(画像上:宮沢章夫、画像下:戌井昭人)