オノ・ヨーコ展『灯 あかり』開催、困難に直面する日本への祈り込めた作品を展示

オノ・ヨーコの個展『灯 あかり』が、東京・清澄白河の小山登美夫ギャラリーで開催される。

1960年代以来、一貫して「平和と自由への祈り」 というテーマを追求してきたオノ・ヨーコ。今年は現代美術の分野で人類の平和に貢献した作家に与えられる『第8回 ヒロシマ賞』を受賞し、広島・広島市現代美術館で受賞記念展『希望への路 YOKO ONO 2011』を開催したほか、世界を舞台に精力的な活動を展開している。

今回の個展では、危機に直面する日本への想いを込めた作品を展示。観客が巨大な迷路の中を歩き、暗闇を抜けた先に光を見つける作品『灯への道』、暗闇の中のほのかな光にうつし出される透明な人型オブジェ『ミエナイ人タチ』のほか、東日本大震災で倒壊した家の部材や家具を並べた作品を展示する。また、同展のために制作した新作『AIR CLOCK』もお披露目となる。

なお、上述の『第8回 ヒロシマ賞』受賞時に発表されたメッセージでは「人類の最高の叡智は、私たちみんなが持っている超能力です。それは、いざという時に、意識の奥から出てくる叡智に輝く力で、念願だけで山を動かすこともできる凄い力です」「私の愛があなたの超能力を引き出す力になってくれることを祈って」とコメントしている。

オノ・ヨーコ展
『灯 あかり』

2011年12月10日(土)~2012年1月28日(土)
会場:東京都 清澄白河 小山登美夫ギャラリー東京7F、6F
時間:12:00~19:00
休廊日:日、月曜日、祝祭日、12月25日(日)~2012年1月4日(水)

『オープニングレセプション』
2011年12月10日(土)18:00~20:00
会場:東京都 清澄白河 小山登美夫ギャラリー東京

(画像:©Yoko Ono)

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