サイケデリックな色彩と豊かな発想、抽象アニメーション作家・相原信洋の追悼上映会

アニメーション作家・相原信洋の追悼上映企画『DREAMS 追悼 相原信洋』が、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラム、イメージフォーラム・シネマテークで12月10日から開催される。

1944年に生まれた相原は、テレビアニメーション制作会社に勤務する傍ら、1965年からアニメーションの自主制作を開始。巧みなドローイングによる流麗な動きや、溢れ出る豊かな発想、サイケデリックな色彩などを用いた抽象的な実験アニメーション作品で、国内外の大きな支持を集めた。また、驚異的な制作ペースで毎年新作を発表し、今年4月に逝去するまでに85もの作品を残している。

今回の追悼上映では、日本の実験アニメーション史上に残る代表作『STONE』をはじめとする型破りな作品群に加え、アニメーションによる往復書簡『風の呼吸』や遺作となった『DREAMS』、これまでに手掛けた田名網敬一との共作なども全作品上映される。さらに、初公開作品も含む近作も公開する。

また、トークイベントには、田名網をはじめ、中島崇、土居伸彰、石田尚志、生西康典、水江未来らゲストが日替わりで登場する。プログラムの詳細、タイムテーブルなどはイメージフォーラムのオフィシャルサイトで確認して欲しい。


『DREAMS 追悼 相原信洋』

2011年12月10日(土)~12月15日(木)
会場:東京都 渋谷 シアター・イメージフォーラム、イメージフォーラム・シネマテーク

上映作品:
[Aプログラム]
『やまかがし』
『みつばちの季節は去って』
『おしろい羽根』
『逢仙花』
『初春狐色』
『妄動』
『STONE』
『カルマ』
『シェルター』
『逢魔が時』
『PRIVATE』
『映像(かげ)』
[Bプログラム]
『とんぼ』
『GAVORA』
『LINE』
『MASK』
『気動』
『RAIN』
『MEMORY OF CLOUD』
『THE THIRD EYE』
『WIND』
『MEMORY OF RED』
『BLACK FISH』
『YELLOW SNAKE』
『LOTUS』
『ZAP CAT』
[Cプログラム]
『風の呼吸』
『SCRAP DIARY』
『WALKING MAN』
『FETISH DOLL』
『LANDSCAPE』
『夢10夜』
『Trip』
『マドンナの誘惑』
『ノイズ』
『一寸法師』
『CHIRICO』
『眼の楽園・PARADISE FOR EYES』
『SHUNGA』
『般若心経』
『DREAMS』
[Dプログラム]
『STOP!』
『サクラ』
『短距離ランナー』
『光』
『BLUE MOON』
『FLOWER』
『TEA TIME』
『IF』
『AMMONTIE』
『8PM』
『TOMATO』
『DOT』
『SEED』
『CCBB』
『30℃』
『GIGI-GAGA』
『マイ・シェルター(作者解説映像付)』
『BLACK FISH(メイキング映像付)』

『トークイベント』
2011年12月10日(土)プログラムD上映後
出演:
石田尚志(画家、映像作家)
生西康典(演出家、美術家)

『トークイベント』
2011年12月10日(土)プログラムA上映前
出演:水江未来(アニメーション作家)

『トークイベント』
2011年12月11日(日)プログラムD上映後
出演:
中島崇(映像作家)
土居伸彰(アニメーション研究・評論)

『トークイベント』
2011年12月11日(日)プログラムC上映前
出演:田名網敬一(映像作家、アーティスト)

(画像上から:『STONE』©相原信洋、『映像(かげ)』©相原信洋、『MASK』©相原信洋、『RAIN』©相原信洋、『THE THIRD EYE』©相原信洋)

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