博士の恋と悪魔の誘惑、ソクーロフ監督の映像美でゲーテの『ファウスト』が映画化

文豪ゲーテの古典的名作をもとにしたアレクサンドル・ソクーロフ監督の新作映画『ファウスト』が、5月から東京のシネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。

大日本帝国時代の昭和天皇を主人公とした『太陽』、90分の長回しで注目を集めた『エルミタージュ幻想』、アンドレイ・タルコフスキーに絶賛されたデビュー作『孤独な声』などで知られるロシアの巨匠ソクーロフ監督。1986年のペレストロイカまではソ連の政府当局から作品の公開を禁止されていたが、ソ連崩壊後は精力的に新作を発表して世界的に高い評価を得ている。

『第68回 ヴェネチア国際映画祭』でグランプリにあたる金獅子賞を獲得した同作。神秘的な森に囲まれたドイツの町を舞台に、あらゆる学問を探求したファウスト博士、悪魔と噂される高利貸マウリツィウス、そして純真無垢な少女マルガレーテの織り成す物語が、美しい映像によって描き出されている。

なお、『ヴェネチア国際映画祭』の審査員長ダーレン・アロノフスキー監督は同作について「夢を見させる映画、泣ける映画、笑える映画もあれば、一度観たら人生が変わってしまう映画もある。これはまさにそういう映画だ」とコメントしている。

『ファウスト』

2012年5月よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
監督:アレクサンドル・ソクーロフ
脚本:アレクサンドル・ソクーロフ、マリーナ・コレノワ
原案:ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ『ファウスト』
出演:
ヨハネス・ツァイラー
アントン・アダシンスキー
イゾルデ・ディシャウク
ゲオルク・フリードリヒ
ハンナ・シグラ
配給:セテラ・インターナショナル

(画像:『ファウスト』 ©2011 Proline-Film,Stiftung für Film-und Medienförderung, St. Petersburg,Filmförderung, Russland Alle Rechte sind geschützt)

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