『水曜どうでしょう』の魅力を臨床心理学とインタビューから解き明かす研究書が刊行

人気バラエティ番組『水曜どうでしょう』を読み解く書籍『結局、どうして面白いのか―「水曜どうでしょう」のしくみ』が、9月13日に刊行される。

『水曜どうでしょう』は、1996年から放送されている北海道テレビ放送(HTB)製作の深夜バラエティ番組。出演者のミスターこと鈴井貴之、大泉洋、ディレクターの藤村忠寿、カメラ担当ディレクターの嬉野雅道の4人が旅をベースにした様々な企画に挑む内容で、レギュラー放送を終えた現在も国内外で根強い人気を誇っている。

同書は、『水曜どうでしょう』がもつ「言葉で説明できないけど面白い」不思議な魅力を、藤村と嬉野へのインタビューを交えつつ臨床心理学から解き明かした研究書。著者は臨床心理士で九州大学大学院人間環境学研究院准教授の佐々木玲仁。

なお、同書について藤村は「臨床心理学の先生に、自分が作っている番組の構造を教えられるとは!『いやぁーなるほど!』と納得の内容ですな」と推薦のコメントを寄せている。また、嬉野は「この分厚い本を根性で読み通すと、最後になんだかじーんとしてしまったのはなぜだろう。『水曜どうでしょう』、変な番組ですね」とコメントしている。

『結局、どうして面白いのか―「水曜どうでしょう」のしくみ』

2012年9月13日発売
著者:佐々木玲仁
価格:1,890円(税込)
発行:フィルムアート社

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(画像:『結局、どうして面白いのか―「水曜どうでしょう」のしくみ』表紙)

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