村上春樹『海辺のカフカ』が蜷川幸雄演出で舞台化、カフカ役は柳楽優弥

蜷川幸雄演出による舞台『海辺のカフカ』が、5月3日から埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホールで上演される。

原作は、2002年に刊行された村上春樹による同名の長編小説。日本国内でベストセラーを記録したほか、英米で刊行された2005年にはニューヨークタイムズの『年間ベストブック10冊』に、翌2006年には『世界幻想文学大賞』に選出されるなど海外でも高い評価を得ている同作の舞台化を、1970年代から日本の演劇界を牽引し続ける蜷川の演出で実現する。なお、日本人演出家による村上春樹作品の舞台化は同作が初となる。

「世界で最もタフな15歳になる」ことを決意して父と過ごした家を出る15歳の少年・カフカ役を柳楽優弥、過去にカフカを残して家を出た母と思われる女性・佐伯役を田中裕子、四国でカフカが身を寄せる甲村図書館の司書役を長谷川博己、謎の人物・カラス役を柿澤勇人、夜行バスで出会う女性・さくら役を佐藤江梨子、猫と会話できる不思議な老人・ナカタ役を木場勝己、ナカタと道中を共にする青年・星野役を高橋努が演じる。

さいたま公演の前売チケットは、2月18日10:00から発売スタート。また、6月には大阪・シアターBRAVA!でも上演予定だ。

『海辺のカフカ』

演出:蜷川幸雄
脚本:フランク・ギャラティ
原作:村上春樹
出演:
柳楽優弥
田中裕子
長谷川博己
柿澤勇人
佐藤江梨子
高橋努
木場勝己
ほか

さいたま公演
2012年5月3日~20日 ※全21回
会場:埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
料金:S席9,800円 A席7,000円

(画像上:左から柳楽優弥、田中裕子、画像下:『海辺のカフカ』チラシ)

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