快快のポリフォニー劇『アントン、猫、クリ』再び、ゲスト迎えたコメンタリーも

パフォーマンスチーム「快快」の公演『アントン、猫、クリ』が、神奈川・黄金町のnitehi worksで2月16日から上演される。

『アントン、猫、クリ』は、1982年生まれの劇作家や演出家6人が2009年に企画・開催した演劇イベント『キレなかった14才♥りたーんず』で初上演された作品。作・演出を手掛けた篠田千明の実体験をもとに、白血病の野良猫「アントン」とその猫をめぐる近所の交流が儚げな世界観で描かれる。また、複数の異なるパートが協和しながら進行する「ポリフォニー劇」として、実在する情景や意識の細やかな可視化を試みている点も特徴だ。

同作では作品本編に加え、作品を解説するコメンタリーレクチャーを実施。レクチャーでは、パフォーマーが作品場面を早送りやリピート再生、一時停止などで再現しながら、日替わりのゲストと篠田がトークを繰り広げるという。各日のゲストには、米光一成(ライター、ゲームデザイナー)、伊藤ガビン、梅佳代らによるアーティストグループ「ハジメテン」のメンバーらが登場する。

なお、各回上演後にはプチ打ち上げも予定されているとのこと。チケット予約は現在受付中。

CINRA.NET > 脱退?休止? 快快が迎えた分岐点をメンバーが語る

快快
『アントン、猫、クリ』

2012年2月16日(木)~2月20日(月)OPEN 19:00(20日のみ18:00開演)
会場:神奈川 黄金町 nitehi works
作・演出:篠田千明
脚本:北川陽子
出演:
捩子ぴじん
大道寺梨乃
野上絹代
山崎皓司
映像:
伊藤ガビン(ボストーク)
宮本拓馬(BOW)
天野史朗
料金:前売2,800円 当日3,000円

『コメンタリー・レクチャー日替わりゲスト』

『「アントン、猫、クリ」を100倍楽しく攻略する!』
2012年2月16日(木)
ゲスト:
米光一成(ライター、ゲームデザイナー)
伊藤ガビン(編集者、ゲームデザイナー)

『「ハジメテン」といっしょ』
2012年2月17日(金)
ゲスト:
梅佳代(写真家)
金氏徹平
川島小鳥(写真家)
小橋陽介
西光祐輔(写真家)
パトリック・ツァイ(写真家)

『りたーんず再集合!?』
2012年2月18日(土)
ゲスト:
白神ももこ(ダンサー、振付家、モモンガ・コンプレックス主宰)
杉原邦生(演出家、舞台美術家、KUNIO主宰)
中屋敷法仁(演出家、劇作家「柿喰う客」代表)

『「アントン、猫、クリ」キャストの保護者参観日』
2012年2月19日(日)

『あつまれ!メディアキッズ』
2012年2月20日(月)
ゲスト:
植田憲司(キュレーター)
安野太郎(音楽家)
山城大督(美術家、映像ディレクター、Nadegata Instant Party)

(画像上:快快 ©梅川良満、画像下:快快『アントン、猫、クリ』チラシ)

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