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エロティシズムと背徳性で原作は発禁、魔性の女の誘惑に負けた破戒僧を描いた映画

肉欲と血にまみれた破戒僧の運命を描いた映画『マンク~破戒僧~』が、3月24日から東京・渋谷のシアターN渋谷ほか全国で順次公開される。

17世紀のスペイン・マドリッドが舞台の同作は、厳格な禁欲生活を送って成長した僧侶が、魔性の女の誘惑に乗って黒魔術や妖術に傾倒し、黒ミサ、窃盗、殺人、性犯罪など様々な悪徳に手を染めていく様子を描いた作品。原作小説は、18世紀末にイギリスの作家マシュー・グレゴリー・ルイスによって発表され、背徳性と残虐性、性表現の激しさから世間の非難を浴びて発禁になったという暗黒文学だ。発表当時マルキ・ド・サドによって賞賛されたほか、のちにアンドレ・ブルトンが『シュルレアリスム宣言』で同作を取り上げるなどしている。

フランスとスペインの合作となる同作を手掛けたのは、映画『ハリー、見知らぬ友人』で知られるドミニク・モル監督。キャストには主演の『ブラック・スワン』のヴァンサン・カッセルをはじめ、『譜めくりの女』のデボラ・フランソワ、チャーリー・チャップリンの娘として知られるジェラルディン・チャップリンも名を連ねている。

『マンク~破戒僧~』

2012年3月24日(土)よりシアターN渋谷ほかにて全国順次公開
監督:ドミニク・モル
脚本:ドミニク・モル、アンヌ=ルイーセ・トリヴィディク
音楽:アルベルト・イグレシアス
原作:マシュー・グレゴリー・ルイス『マンク』
出演:
ヴァンサン・カッセル
デボラ・フランソワ
ジョセフィーヌ・ジャピ
セルジ・ロペス
ジェラルディン・チャップリン
配給:アルシネテラン

(画像:『マンク~破戒僧~』 ©photo Mickaël Crotto)

『マンク〜破戒僧〜』 ©photo Mickaël Crotto
『マンク〜破戒僧〜』 ©photo Mickaël Crotto
『マンク〜破戒僧〜』 ©photo Mickaël Crotto
『マンク〜破戒僧〜』 ©photo Mickaël Crotto
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