『爆音映画祭』が今年も開催、『ポチョムキン』から『ウテナ』まで多彩ラインナップ

大音量で映画を楽しむ『第5回 爆音映画祭』が、6月29日から東京・吉祥寺のバウスシアターで開催される。

2008年から始まった同映画祭は、一般の劇場音響ではなく、音楽ライブ用の音響セッティングを用いた大音量上映を実施するもの。今回の上映作品は、ヒット作『未知との遭遇 特別編』『燃えよドラゴン』をはじめ、アレクサンドル・ソクーロフ監督『精神の声』の一挙上映、ザ・バンドの解散ライブの模様を捉えたマーティン・スコセッシ監督の『ラスト・ワルツ』、アニメーション作家ドン・ハーツフェルトの『きっとすべて大丈夫』3部作など多彩なラインナップ。また、『戦艦ポチョムキン』はHAIR STYLISTICSと前田瑛美による伴奏付き上映となる。

日本からは瀬田なつき監督『5windows』の劇場再編集版、冨田勲が音楽を手掛けた石川義寛監督のホラー映画『怪猫 呪いの沼』のほか、リクエストで最多得票を獲得したアニメ『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』などが上映される。さらに、ジム・オルークが音楽を手掛けた牧野貴監督の映像作品『Generator』も公開。全上映作品や上映スケジュールなどの詳細は同映画祭のオフィシャルサイトで確認しよう。

チケットの前売販売は5月19日からスタート。


『第5回 爆音映画祭』

2012年6月29日(金)~7月14日(土)
会場:東京都 吉祥寺 バウスシアター

上映作品:
『アンダーグラウンド』(監督:エミール・クストリッツァ)
『エッセンシャル・キリング』(監督:イエジー・スコリモフスキ)
『テトロ 過去を殺した男』(監督:フランシス・フォード・コッポラ)
『ラスト・ワルツ』(監督:マーティン・スコセッシ)
『精神の声』(監督:アレクサンドル・ソクーロフ)
『仁義なき戦い 広島死闘篇』(監督:深作欣二)
『NINIFUNI』(監督:真利子哲也)
『5windows 劇場再編集ヴァージョン』(監督:瀬田なつき)
『炎628』(監督:エレム・クリモフ)
『キル・ビルvol.1』(監督:クエンティン・タランティーノ)
『キル・ビルvol.2』(監督:クエンティン・タランティーノ)
『怪猫 呪いの沼』(監督:石川義寛)
『ピラニア3D』(監督:アレクサンドル・アジャ)
『スターウォーズ3D エピソードI ファントム・メナス3D』(監督:ジョージ・ルーカス)
『孤独な惑星』(監督:筒井武文)
『レディ・アサシン』(監督:オリヴィエ・アサイヤス)
『Generator』(監督:牧野貴)
『ファンタスティックMr.Fox』(監督:ウェス・アンダーソン)
『燃えよドラゴン』(監督:ロバート・クローズ)
『未知との遭遇 特別編』(監督:スティーブン・スピルバーグ)
『ヒア・アフター』(監督:クリント・イーストウッド)
『きっとすべて大丈夫』3部作(監督:ドン・ハーツフェルト)
『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』(監督:幾原邦彦)
『バビロン2 -THE OZAWA-』(監督:相澤虎之)
『ゾディアック』(監督:デヴィッド・フィンチャー)
『アンストッパブル』(監督:トニー・スコット)
『戦艦ポチョムキン』(監督:セルゲイ・エイゼンシュテイン)

料金:前売・当日1,300円 3回券3,500円

(画像上から:『第5回 爆音映画祭』メインビジュアル、『戦艦ポチョムキン』、『未知との遭遇 特別編』©Sony Pictures Enterteinment. All rights reserved.、『アンストッパブル』©2010 Twentieth Century Fox、『少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録』©1999 少女革命ウテナ制作委員会)

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