松田龍平と宮崎あおいが共演、三浦しをん『舟を編む』が石井裕也監督で映画化

直木賞作家・三浦しをん原作の映画『舟を編む』が、2013年4月13日から東京・有楽町の丸の内ピカデリーほか全国で公開されることが発表された。

『舟を編む』の原作は、書店員の投票で選出される文学賞『全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2012年本屋大賞』で大賞を受賞した長編小説。出版社で新辞書の編さんに挑む変人編集者・馬締光也の姿を通して、言葉への敬意や一風変わった辞書編集部の人々の姿が描かれた作品だ。

今回の発表されたメインキャストは、主人公の馬締役を演じる松田龍平、馬締が下宿先で出会う林香具矢役に宮崎あおい。メガホンをとるのは、映画『川の底からこんにちは』『あぜ道のダンディ』などで知られる石井裕也監督となる。撮影は7月下旬クランクイン、9月上旬にクランクアップを予定しているとのこと。

松田は今回の発表について「辞書を作ることで、言葉と人と向き合って成長していく役が今から楽しみです」と意気込みを語っている。また、宮崎あおいは「初めての石井組ですが、二度目三度目のスタッフ・キャストの方が多いので、とても楽しみにしています。石井監督のもとで香具矢という大人の女性をきちんと生きることが出来るように頑張ります」とコメントしている。

なお、オフィシャルサイトでは同作のエキストラを募集中。こちらもあわせてチェックしてみよう。

『舟を編む』

2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
監督:石井裕也
脚本:渡辺謙作
原作:三浦しをん『舟を編む』(光文社)
出演:
松田龍平
宮崎あおい
配給:松竹、アスミック・エース

(画像上:©2013「舟を編む」製作委員会、画像下:三浦しをん『舟を編む』表紙)

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