名作絵本を読み解く『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』、音楽は小山田圭吾

名作絵本の作者と読者を捉えたドキュメンタリー映画『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』が、12月から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。

絵本作家でエッセイストの佐野洋子による絵本『100万回生きたねこ』は、ある猫が何度も生まれ変わって様々な飼い主のもとで死んでいくが、やがて白猫と出会い恋に落ちるというあらすじ。1977年に刊行され、35年間にわたって読み継がれている作品だ。

『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』では、ガンで余命宣告され、撮影期間中にこの世を去った佐野洋子の最後の日々を記録。また、絵本『100万回生きたねこ』を幼い子供たちに読み聞かせる母親たちや、絵本を朗読しながらそれぞれの人生における「生と死」を語る女性たちの姿を捉える。さらに、女優・渡辺真起子が佐野の故郷である中国・北京を訪ねる旅の模様を交えながら、『100万回生きたねこ』とその作者の世界を紐解いていく。

監督は映画『いいこ。』『LINE』で注目を集めている小谷忠典。劇中音楽はCORNELIUSこと小山田圭吾が手掛けている。

『ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ』

2012年12月よりシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開
監督:小谷忠典
音楽:CORNELIUS
出演:
佐野洋子
渡辺真起子
フォン・イェン
ほか
配給:東風

(画像:©ノンデライコ、contrail、東風)

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