園子温監督の著書『非道に生きる』が、本日10月2日に刊行された。
映画『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』などで国内外から注目を集める園子温監督。原発問題を題材にした映画『希望の国』が10月20日から全国公開されるほか、2013年3月には新作『地獄でなぜ悪い Why don't you play in hell?』の公開も予定している。
同書は、園監督が自身の半生を振り返りながら、未来の日本映画への展望を示した書き下ろし書籍。幼少時代から映画監督を志した青春時代の思い出や、デビュー作から最新作までの撮影エピソードをはじめ、自身の映画・芸術観などが綴られている。
なお、同書の刊行と『希望の国』の公開を記念するイベントが、10月13日に東京・テアトル新宿で開催。同イベントでは『愛のむきだし』と『ヒミズ』が上映されるほか、園監督とエリイ、卯城竜太(共にChim↑Pom)によるトークも展開される。チケットは現在発売中。
『「希望の国」公開記念 園子温、非道のオールナイト祭り(全2夜)「非道に生きる」刊行記念 The Latest Sono Sion ~近作の過剰な映画たち~』
2012年10月13日(土)OPEN 22:30 / START 23:00 / CLOSE 6:00
会場:東京都 新宿 テアトル新宿
上映作品:『愛のむきだし』『ヒミズ』
トーク出演者:
園子温
エリイ(Chim↑Pom)
卯城竜太(Chim↑Pom)
料金:3,000円
※18歳未満入場不可
『希望の国』
2012年10月20日(土)から新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国でロードショー
監督・脚本:園子温
出演:
夏八木勲
大谷直子
村上淳
神楽坂恵
でんでん
筒井真理子
清水優
梶原ひかり
配給:ビターズ・エンド
(画像:園子温『アイデアインク 04 非道に生きる』表紙)