『横尾忠則 初のブックデザイン展』開催、ページから溢れるデザインの力

横尾忠則がデザインした本や雑誌に焦点を当てた企画展『横尾忠則 初のブックデザイン展』が、11月1日から東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催される。

1960年代、70年代とグラフィックデザイナーおよびイラストレーターとして強烈な個性を発揮し、1981年からは画家として国際的な活動を展開している横尾。2010年代を迎えた今も、貪欲に未知なる世界に挑み続けている。

同展では、横尾によるブックデザインの数々を紹介。完成された本だけでなく、アイデアスケッチや版下、指定紙、校正刷りなども展示される。奔放でありながらも、確固たるグラフィックデザインやタイポグラフィの礎の上に成り立った横尾の作品から、造本の様々な側面を知ることができそうだ。

11月7日には横尾と美術評論家で女子美術大学教授の南嶌宏を迎えたトークショーを開催。会期中には『ggg Books 別冊 ― 8「横尾劇場~横尾忠則の演劇・映画・コンサートポスター~」』も刊行される予定だ。


第315回企画展
『横尾忠則 初のブックデザイン展』

2012年11月1日(木)~11月27日(火)
会場:東京都 銀座 ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
時間:11:00~19:00(土曜日は18:00まで)
休館日:日曜、祝日
料金:無料

ギャラリートーク
2012年11月7日(水)16:00~17:30
会場:東京都 銀座 DNP銀座ビル3F
出演:
横尾忠則
南嶌宏(美術評論家、女子美術大学教授)
定員:70名
料金:無料(要予約)

(画像上から:寺山修司『書を捨てよ、町へ出よう』 1967、『少年マガジン』 1970年5月30日号、細江英公、三島由紀夫『薔薇刑』 1971、横尾忠則『千年王国への旅』 1974、柴田錬三郎)

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