夏フェスの熱と手錠の恋描く『One Night,One Love』、音楽監督はユージン・ケリー

夏の野外音楽フェスティバルの熱狂と恋を描く映画『One Night,One Love ワンナイト、ワンラブ』が、11月3日から東京・渋谷シネクイントほか全国で公開される。

同作の舞台は、イギリスで毎年7月に開催されている実在の野外フェスティバル『T in the Park』。人気エレクトロポップデュオ「ザ・メイク」でボーカルを務めるアダムは、フェスに出演するため会場にやってくるが、バックステージでガールズパンクバンド「ダーティー・ピンクス」のボーカリスト・モレロと大喧嘩になり、ふとした偶然から2人の手首が手錠で繋がれてしまう。犬猿の仲のアダムとモレロだが、行動を共にするうちにやがて心が揺れ動き始める。

実際に『T in the Park』開催中の会場で映画撮影を敢行するという大胆な試みに挑んだのは、『猟人日記』などで知られるデヴィッド・マッケンジー監督。また、音楽監督をユージン・ケリー(The Vaselines)が務めており、劇中で流れるザ・メイクの楽曲を手掛けている。

『One Night,One Love ワンナイト、ワンラブ』

2012年11月3日(土)から渋谷シネクイントほか全国公開
監督:デヴィッド・マッケンジー
脚本:トーマス・レヴェリット
音楽監督:ユージン・ケリー、ブライアン・マッカルパイン
出演:
ルーク・トレッダウェイ
ナタリア・テナ
マシュー・ベイントン
ルタ・ゲドミンタス
アラステア・マッケンジー
ギャビン・ミッチェル
ソフィー・ウー
配給:グラッシィ

(画像:©Sigma Films Limited/ BBC 2011)

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