江戸の遊女として暮らす少女たちをモチーフに描く理想の美、山口藍個展『ほし』

美術作家・山口藍の個展『ほし』が、11月21日から東京・市ヶ谷のミヅマアートギャラリーで開催される。

江戸時代の風俗を下敷きに、遊女として暮す少女たちの姿を描き続けている山口。今年は香港での個展やシドニーのグループ展への参加、青山のスパイラルガーデンで開催されたPIP & POPとの2人展など、精力的な活動を展開している。

同展では、山口独自の支持体である「ふとんキャンバス」の上に、自らが追い求めてきた理想の美を備えた少女たちを描くという原点に立ち返り、ストレートでありながらも、より奥深く変化した作品群を展示する。また、着物の柄をもとにした文様をキルティングのように織り込んだ新たな支持体の制作にも挑んでいる。

『山口藍展「ほし」』

2012年11月21日(水)~12月22日(土)
会場:東京都 市ヶ谷 ミヅマアートギャラリー
時間:11:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日

『オープニングレセプション』
2012年11月21日(水)18:00~20:00
会場:東京都 市ヶ谷 ミヅマアートギャラリー

(画像:山口藍『したぎえにきえる波』 2012 パネル、毛布、綿布、アクリル絵具 φ20.5×5cm 撮影:宮島径/MIYAJIMA Kei ©ai yamaguchi・ninyu works Courtesy Mizuma Art Gallery)

  • HOME
  • Art,Design
  • 江戸の遊女として暮らす少女たちをモチーフに描く理想の美、山口藍個展『ほし』

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて