トム・ハンクスがウォルト・ディズニー役に挑戦、映画『ウォルト・ディズニーの約束』

ウォルト・ディズニーによる映画製作の裏側を描いた映画『ウォルト・ディズニーの約束』が、3月21日に公開される。

同作は、1964年に公開されて『アカデミー賞』の5部門を受賞したミュージカル映画『メリー・ポピンズ』にまつわる実話をもとにした作品。児童文学『メリー・ポピンズ』の映画化に向けて情熱を燃やすウォルト・ディズニーと、映画化を頑なに拒む原作者のパメラ・L・トラヴァースとの衝突や、原作に込められた想い、ディズニーとトラヴァースの間に交わされた約束などが描かれる。

なお、同作の先行上映会が現地時間12月9日にウォルト・ディズニー・スタジオUS本社で開催。当日登壇したウォルト・ディズニー役を演じたトム・ハンクス、トラヴァース役を演じたエマ・トンプソン、メガホンをとった『しあわせの隠れ場所』のジョン・リー・ハンコック監督からのコメントが到着している。

トム・ハンクスのコメント

ウォルトを演じることにとてもプレッシャーを感じていました。自分は見た目も声もウォルトと全く似ていないし、今回は特に役づくりの期間が短かったですが、その中で出来るだけのことをやりました。ウォルトは、想像していた通りの人で、才能にあふれ、家族思いで、何よりこの場所(ディズニー)が大好きな人です。彼は、本当に自分の好きなことを仕事にしていた人でした。

エマ・トンプソンのコメント

台本上は、トラヴァースを少しファニーな人として描いていたのですが、私は、実際の彼女は複雑なバックグラウンドにより気難しくなった人だと感じました。常に悩んでいて、面白い人だけどコミュニケーションを取るのが難しい人でもあるので、演じるのが難しかったです。(オスカー最有力と言われいることについて)ただただ嬉しいです。この映画に参加できたことを誇りに思いますし、ぜひ沢山の人に見て欲しいです。『メリー・ポピンズ』は、実は彼女の内面を描いた作品だと思います。

ジョン・リー・ハンコック監督のコメント

ウォルト・ディズニーは、誰もノーと言わないほど説得力を備えた人でした。と同時に、いつでも子供の心を忘れない人だったと思います。タフなビジネスマンでもあり、良き父でもある人だと思います。この映画の実現は、ウォルト役のトムの返事をもらうことが一番重要でした。この映画は、今まで誰も知らなかった新たな発見がある作品です、ぜひ見てください!

作品情報

『ウォルト・ディズニーの約束』

2014年3月21日(金・祝)から公開
監督:ジョン・リー・ハンコック
出演:
トム・ハンクス
エマ・トンプソン
コリン・ファレル
ポール・ジアマッティ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

(画像:©2013 Disney Enterprises, Inc.)

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