新興宗教の教祖と元兵士の心理を描くP・T・アンダーソン監督新作『ザ・マスター』

ポール・トーマス・アンダーソンの監督作品『ザ・マスター』が、3月22日から東京・TOHOシネマズシャンテ、新宿バルト9ほか全国で公開される。

『ザ・マスター』は、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』から約5年ぶりになるアンダーソン監督の最新作。第二次世界大戦直後のアメリカを舞台に、社会生活に適応できない帰還兵のフレディと、人間をあらがえない力で服従させる「マスター」と呼ばれる教祖・ドッドの2人の関係、そしてドッドの妻・ペギーも絡んだ人間の深層心理を、実在の新興宗教団体「サイエントロジー」からインスパイアされたという刺激的かつ芳醇なドラマとして描く。

主人公のフレディを演じるのはホアキン・フェニックス、ドッド役にはフィリップ・シーモア・ホフマン、ペギー役にはエイミー・アダムスが名を連ねるなど、実力派揃いのキャスティングとなっている。また、アンダーソン監督は同作で『第69回ベネチア国際映画祭』の監督賞にあたる銀獅子賞を受賞。音楽はRADIOHEADのジョニー・グリーンウッドが『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』に引き続き手がけている。

『ザ・マスター』

2013年3月22日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、新宿バルト9ほか全国で公開
監督・脚本・プロデューサー:ポール・トーマス・アンダーソン
音楽:ジョニー・グリーンウッド
出演:
ホアキン・フェニックス
フィリップ・シーモア・ホフマン
エイミー・アダムス
ほか
配給:ファントム・フィルム

(画像:©MMXII by Western Film Company LLC.)

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