グラフィックデザイナー佐藤卓の展覧会『ご自由に上がってお使いください。』が、4月2日から京都・北白川の京都造形芸術大学人間館1階エントランスラウンジで開催される。
東京を拠点に活動し、数々のパッケージデザインやロゴデザイン、NHK Eテレの教育番組『デザインあ』の監修から東京・六本木の21_21 DESIGN SITEのディレクターまで、様々な領域におけるデザインを手掛けている佐藤。
「畳」をテーマに掲げた同展では、人々に使用されることで成り立つプラットホームのような場になることを目指した展示を予定。また、同展会場のために考案された新作も発表される。「モノは常に使われることによって初めて成立する」という佐藤の考え方を、展示空間を通して体験できる内容になるという。
また、会期中の6月29日には、佐藤と畳師の高室節生による公開ディスカッション『職人技・デザインの可能性』が開催されるほか、お茶を飲みながら語らう茶話会も開催される。
(画像:佐藤卓展『ご自由に上がってお使いください。』イメージビジュアル 撮影:SATOSHI ASAKAWA)