『未来の食卓』監督の新作は遺伝子組換え食品の闇を暴く『世界が食べられなくなる日』

遺伝子組み換え食品の実態と原発との関係に迫ったドキュメンタリー映画『世界が食べられなくなる日』が、6月8日から東京・渋谷のUPLINKほか全国で順次公開される。

同作は、遺伝子組み換えトウモロコシを2年間ラットに与え続け、その影響を観察するという2009年にフランスで実施された研究実験を軸に製作された作品。製品メーカーの3か月以内の研究結果が安全基準設定のもとになるという、市場に溢れる遺伝子組み換え食品が長期的に生命に及ぼす影響を探った内容になっている。また、日本の福島にもカメラを向け、原発事故が農家に与えた影響を描き出しながら、遺伝子組み換えと原子力発電という20世紀に生まれたテクノロジーの持つ共通点を暴いていく。

監督は、映画『未来の食卓』『セヴァンの地球のなおし方』などで食の重要性を映し出したジャン=ポール・ジョー。ドゥドゥ・ニジャエ・ローズがパーカッションで参加するほか、ナレーションを俳優のフィリップ・トレトンが担当する。なお、同作のオフィシャルFacebookページには歌手の加藤登紀子や写真家の亀山ののこからのコメントも掲載されている。

作品情報

『世界が食べられなくなる日』

2013年6月8日(土)より渋谷UPLINKほか全国で公開
監督:ジャン=ポール・ジョー
製作:ベアトリス・カミュラ・ジョー
ナレーション:フィリップ・トレトン
配給:アップリンク

 

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