被災した動物たちを通じて命の意味を問う、映画『犬と猫と人間と2』

東日本大震災で被災した犬や猫などの動物たちを通じて命の意味を問う映画『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』が、6月1日から東京・渋谷のユーロスペースほか全国で公開される。

原発事故に翻弄される福島を舞台にした同作では、津波で愛犬を失った夫婦が喪失を受け止めてゆく長い道のりや、津波を生き延びた男性と野良猫が再会したことで次第に家族となっていく姿など、いくつもの別れと出会いが描かれる。また、被爆した牛を生かすか否かに苦悩する畜産農家や、避難地域で取り残されて野生化したペット、被災した動物の相談が相次ぐ動物愛護団体など、様々な動物を取り巻く苦難に迫っている。

監督は、宮城出身の映像作家・宍戸大裕。懸命に生きる動物と彼らを救おうとする奮闘する人々を600日にわたって追ったという。プロデューサーには、営利優先のペットショップや行政施設での犬猫処分など日本が抱えるペット問題に迫った映画『犬と猫と人間と』の監督を務めた飯田基晴が名を連ねている。

作品情報

『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』

2013年6月1日(土)からユーロスペースにてロードショーほか全国順次公開
監督・撮影・ナレーション:宍戸大裕
構成・編集・プロデューサー:飯田基晴
音楽:末森樹
配給:東風

 

(画像:©宍戸大裕)

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