横山裕一の個展『ルームと世界地図』が、7月6日まで東京・白金のARATANIURANOで開催されている。
武蔵野美術大学で油絵を学んだ後、時間を描くための表現手段のひとつとして漫画を描き始めた横山は、『ニュー土木』『トラベル』『NIWA』『ベビーブーム』など、自ら「ネオ漫画」と称する作品を発表。国内だけでなく、フランスやアメリカ、イタリア、スペイン、ロシアなどで翻訳され、高い注目を集めている作家だ。
同展では、6月1日に刊行された著書『世界地図の間』の原画をはじめ、著書に収録されなかったボツ原稿を用いて無数の顔をコラージュした作品を展示。また、同じく6月1日に刊行された『ルーム』にも通じる作品を含む、ペンキで描かれた初期絵画作品を紹介する。
イベント情報
『横山裕一 ルームと世界地図』
2013年6月1日(土)~7月6日(土)
会場:東京都 白金 ARATANIURANO
時間:11:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日
料金:無料
書籍情報
『ルーム』
2013年6月1日からARATANIURANOとハモニカブックス通信販売で発売
著者:横山裕一
発行:ハモニカブックス
(画像上:横山裕一『世界地図の仲間』2012-2013 コラージュ、画像下:横山裕一『世界地図の間』原画 2013)