幸運を司るユニークな動物が集合、台湾の文化を感じるカラフルな彫刻展

カラフルでユニークな動物のパブリックアートを創り出す作家・洪易の日本初個展『洪易-Hung Yi- Happy Animal Party』が、12月1日まで神奈川・彫刻の森美術館で開催されている。

台湾出身の洪易は、2000年から人間や動物をモチーフにした彫刻をパブリックアートとして数多く制作。大きな目と笑う口元が印象的な作品は、台湾の民族文化や日常生活からヒントを得て作られており、文様には台湾の伝統的な柄や縁起のよい数字、言葉など様々なものが用いられている。

同展では、洪易の作品を本館ギャラリーの3つの展示室だけでなく、屋外にも展開。「楽しく、幸福になれますように」との思いが込められた台湾の十二支に登場する様々な動物たちが一堂に会する本館2階や、2頭の象が鼻でつながった7メートルの大作『分享象』が展示される円形広場まで、美術館全体で洪易の作品世界に触れることが出来る。なお、『分享象』の象は1頭が台湾、もう1頭が日本を表しており、相互の幸せな関係を願って制作されたという。


イベント情報

『洪易-Hung Y i- Happy A nimal Party』

2013年7月27日(土)~12月1日(日)
会場:神奈川県 箱根 彫刻の森美術館本館ギャラリー、屋外展示場の一部
時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:大人1,600円 シニア(65歳以上) 大学生・高校生1,100円 中学生・小学生800円

(画像上から:『分享象』 スチール塗装 2012年、『熊貓 』(大) スチール塗装 2012年、手前から『拉長狗』『龍的傳人』 スチール塗装 、『躍進Q兔』 スチール塗装、『圓豬』 スチール塗装)

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