消しゴムカスで2次元から3次元へ、入江早耶個展『見出されたかたち』

消しゴムとその消しカスを用いて作品を作る入江早耶の個展『見出されたかたち』が、9月7日から東京・銀座の東京画廊+BTAPで開催される。

1983年生まれの入江は、2次元のイメージを消しゴムで消し、その消しゴムカスを用いて立体を生み出すアーティスト。掛け軸の中から消えた観音像が現実の空間に立体として登場する作品や、紙幣の肖像画を胸像として出現させる作品などをこれまでに制作しており、2009年に『岡本太郎現代芸術賞』に入選、2012年には『第6回shiseido egg賞』を受賞している。

同展では、歴史的な絵画の複製写真を用いた最新作10点を発表する予定だ。会期初日にはトークイベントとレセプションが開催される。


イベント情報

入江早耶個展
『見出されたかたち』

2013年9月7日(土)~9月28日(土)
会場:東京都 銀座 東京画廊+BTAP
時間:火~金曜11:00~19:00、土曜11:00~17:00
休廊日:日、月曜、祝日
料金:無料

トークイベント
2013年9月7日(土)15:00~16:00
会場:東京都 銀座 東京画廊+BTAP

オープニングレセプション
2013年9月7日(土)16:00~18:00
会場:東京都 銀座 東京画廊+BTAP

(画像上:入江早耶『バレエダスト』制作年:2013年 素材:写真、消しゴムのカス サイズ:写真20.5 x 14.6 cm、立体3.2 x 1.8 x 1.5 cm、画像下:入江早耶『ヒグチダスト』制作年:2007年 素材:紙幣、消しゴムのカス サイズ:樋口1.8 x 1.0 x 0.9 cm、カキツバタ2.2 x 0.5 x 0.3 cm)

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