挑戦し続ける書家・柿沼康二の書の世界を代表作含む約700点で紹介する個展

書家・柿沼康二による展覧会『柿沼康二 書の道 “ぱーっ”』が、2014年3月2日まで石川・金沢21世紀美術館で開催されている。

1970年生まれの柿沼は、5歳から筆を持ち、父・柿沼翠流をはじめ、手島右卿、上松一條に師事。伝統的な書の技術と前衛的な精神で独自のスタイルを築き、「書はアートたるか、己はアーティストたるか」を命題に、既存の書に収まらない新たな地平に挑んでいる。NHK大河ドラマ『風林火山』や北野武監督映画『アキレスと亀』の題字を手掛けたことでも注目を集めている。

同展では、代表作を含む約700点におよぶ作品で柿沼の書の世界を紹介。展示スペースに合わせて書き下ろした最新作や、岡本太郎のエッセイから引用した「ぱーっ」という言葉を用いた作品、柿沼作品の始まりともいえる初期作品『一』、書を発展させた大型のインスタレーションなどが展示される。


イベント情報

『柿沼康二 書の道 “ぱーっ”』

2013年11月23日(土)~2014年3月2日(日)
会場:石川県 金沢21世紀美術館 展覧会ゾーン
時間:10:00~18:00(金・土曜は20:00まで、1月2日と3日は17:00まで)
休館日:月曜(休日の場合その直後の平日。2月10日は開場)、12月29日(日)~2014年1月1日(水)
料金:一般1,000円 大学生800円 小中高生400円 65歳以上800円

書籍情報

『柿沼康二 書の道 “ぱーっ”』

2014年1月2日発売
価格:3,150円(税別)
発行:株式会社マイブックサービス

(画像上から:柿沼康二『ぱーっ』(2011)、柿沼康二『一』(2002)、柿沼康二「BOSE『一』」(2011) 、柿沼康二『おまえはだれだ』(2002)、柿沼康二『喰』(2011))

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