伝説のポルノ映画主演女優の波乱に満ちた半生描く映画『ラヴレース』

ポルノ女優リンダ・ラヴレースの半生を描いた映画『ラヴレース』が、3月1日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開される。

リンダ・ラヴレースは、1970年にアメリカのポルノ映画史で稀に見る大ヒットを記録し、社会現象にもなった映画『ディープ・スロート』の主演女優。フロリダの小さな町で厳格な家庭に育った彼女がポルノ女優となった背景や、『ディープ・スロート』制作現場の裏側が1970年代のアメリカを舞台に描かれる。

主人公・ラヴレースを演じるのは、『ジュリエットからの手紙』『レ・ミゼラブル』などの出演で知られるアマンダ・セイフライド。ラヴレースの暴力的な夫・チャックをピーター・サースガード、ラヴレースの人生に大きな影響を与える母親ドロシーをシャロン・ストーンが演じるほか、ジェームズ・フランコ、クロエ・セヴィニーもキャストに名を連ねている。監督は、2010年にアレン・ギンズバーグの若き日を題材としたジェームズ・フランコ主演作『Howl』を手掛けたロブ・エプスタインとジェフリー・フリードマンのコンビ。

1970年代のアメリカの様子を忠実に再現している同作だが、ラヴレースの変遷を表現した衣装も見どころとなる。衣装のデザイン画を手掛けたのは『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』のフランク・ダラボン監督の妻、カリン・ワグナー。ラヴレースが実際に表紙を務めた『Esquire』誌など、当時の雑誌などを参考にしながら現代にも受け入れられるようなアレンジを加えて完成させたという。

作品情報

『ラヴレース』

2014年3月1日(土)からヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開
監督:ロバート・エプスタイン、ジェフリー・フリードマン
出演:
アマンダ・セイフライド
ピーター・サースガード
シャロン・ストーン
ジェームズ・フランコ
クロエ・セヴェニー
配給:日活

(画像:©2012 LOVELACE PRODUCTIONS,INC.ALL RIGHTS RESERVED)

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