距離やずれから生まれる自由な想像、ライアン・ガンダー個展『Explorers vs Pioneers』

ライアン・ガンダーの個展『Explorers vs Pioneers』が、3月15日から東京・馬喰町のTARO NASUで開催される。

イギリス出身のコンセプチュアルアーティスト、ライアン・ガンダーは日常生活で使用されている素材や見過ごされている物事を使って作品を制作。日常に異質なものを招き入れることで生じる作品と鑑賞者の「距離」が、鑑賞体験を「見る」ことから「読む」ことへと変化させ、鑑賞者の自由な解釈や想像を導いているという。

ガンダーはこれまでに、『第54回ヴェネチアビエンナーレ』『第9回上海ビエンナーレ』などの国際展に多数参加。『ドクメンタ(13)』では、メイン会場のひとつであったドイツ・フリデリチアヌム美術館で、何も展示されていない展示室の中を吹き抜ける「風」を作品としたインスタレーションを発表し、話題を呼んだ。

TARO NASUでは5回目の個展となる『Explorers vs Pioneers』では、立体、映像、平面作品を含む新作20点が展示される。

イベント情報

ライアン・ガンダー
『Explorers vs Pioneers』

2014年3月15日(土)~4月19日(土)
会場:東京都 馬喰町 TARO NASU
時間:11:00~19:00
休廊日:日、月曜、祝日
料金:無料

(画像:Ryan Gander, Prototype for 'Anyone with a family is motivated by money', 2014
©Ryan Gander Courtesy of TARO NASU)

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