マーク・ジェイコブスが俳優デビュー、SNSと現実世界の歪みを描く『ディス／コネクト』

ヘンリー＝アレックス・ルビン監督の映画『ディス／コネクト』が、5月24日から東京・新宿バルト9ほかで公開される。

同作の物語は、SNS上で起きた嫌がらせが原因で自殺未遂を起こした少年と、その原因がわからない父親、父子家庭の寂しさから鬱屈した思いを抱える加害者の少年と、威厳を示そうと厳しいしつけをするその父親という2組のすれ違う父子の関係を軸に展開。繋がりを求めてインターネット上をさまよう人々が人間らしさや本当の絆を取り戻していく姿が描かれる。

監督は『マーダーボール』で『アカデミー賞』にノミネートされたヘンリー＝アレックス・ルビンが務め、キャスト陣には『マイレージ、マイライフ』のジェイソン・ベイトマン、『トゥルーブラッド』のアレキサンダー・スカルスガルド、『ミッション：インポッシブル / ゴースト・プロトコル』のポーラ・パットンらが名を連ねている。

さらに、違法ポルノサイトで働く少年たちを束ねるボス・ハービー役で、以前ルビン監督の短編作品にカメオ出演したこともあるファッションデザイナーのマーク・ジェイコブスが出演。同作が俳優デビュー作となるジェイコブスは、普段のスタイリッシュさとはかけ離れた衣装に「十字架が刺しゅうされた趣味の悪いディスコシャツに、アシッドウォッシュで股上の深い『お父さん』ジーンズ。僕はそもそもデニムを履かないしね…。キャバレーの踊り子姿の僕を見ても眉ひとつ動かさなかった僕のデザインチームが映画の衣装を身に付けた僕の姿に笑いが止まらなかったよ」と心境を語っている。

（画像：©DISCONNECT, LLC 2013）

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