愛と殺意のはざまで苦悩、「獲物」に恋した異常殺人鬼を描く映画『カニバル』

異常殺人者の純愛を描く映画『カニバル』が、5月24日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開される。

同作は、太古からタブーとされてきたカニバリズムをモチーフにした作品。美女を狙って殺害し、解体して味わうという禁断の行為にふけっている連続殺人鬼のカルロスの日常が、東欧からやってきた美しい双子姉妹との出会いによって乱れていき、やがて思いがけない運命をたどっていく様子が描かれる。

謎の失踪を遂げた妹を捜索する姉・ニーナの身の上に深入りし、愛と殺意の狭間で苦悩するカルロス役に、ペドロ・アルモドバル監督『アイム・ソー・エキサイテッド!』にも出演したアントニオ・デ・ラ・トーレが挑んでいる。なお、本編に過激な描写が含まれていることから、日本ではR-18指定での上映となる。

作品情報

『カニバル』

2014年5月24日(土)からヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開
監督:マヌエル・マルティン・クエンカ
出演:
アントニオ・デ・ラ・トーレ
オリンピア・メリンテ
アルフォンサ・ロッソ
配給:ブロードメディア・スタジオ

(画像:『カニバル』)

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