中村達也がドラマ『BORDER』で「掃除屋」役、小栗旬「なんかヤバいヤツが来た!」

中村達也(LOSALIOS、MANNISH BOYS)が、5月22日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『BORDER』の第7話に「掃除屋」で出演することがわかった。

中村が演じるのは、大物政治家の息子が起こしたひき逃げ事件の真相をもみ消すため、捜査に有利な証拠や証言、さらに事件関係者までも次々と消していく掃除屋の神坂役。小栗旬が演じる刑事・石川安吾と、幅約2メートルの路地裏で格闘シーンも披露するという。

今回のキャスティングについて中村は「強い役をやらせてもらえて、嬉しかったです」とコメント。小栗も「達也さんは一緒に撮影したファーストカットから、これまでの敵とは全然違う空気感をまとわれていて、『なんかヤバいヤツが来た!』っていう感じがしたんですよ(笑)。本当に素晴らしかったです!」と称賛のコメントを寄せている。

『BORDER』は、頭部の被弾により生死の境を彷徨ったことから、死者と交信できるという特殊能力を得た刑事・石川安吾が、望まずして命を絶たれた被害者の無念を晴らすために事件の真相を追う刑事ドラマ。出演者には、青木崇高、波瑠、古田新太、滝藤賢一、浜野謙太(SAKEROCK、在日ファンク)、遠藤憲一らが名を連ねている。

中村達也のコメント

格闘シーンもその他のシーンも、小栗さんとはお互い柔軟に演じ合えたような気がします。神坂の役はヘンに考えず、そのままでいればいいんだろうな、と思って演じました。(照れ笑いしながら)強い役をやらせてもらえて、嬉しかったです。小栗さんも「ヤバいヤツ」と褒めてくれたし、今日はヤバい雰囲気のまま帰ろうかな(笑)。
殺陣は俺が普段やってないことだし、相手となる小栗さんはタッパもあってガタイもいいから、やはり何度か一緒に動きを合わせてみないと、受け止められたり投げ飛ばされたりするタイミングが掴めないんですよ。結局、本番でもギリギリまで小栗さんと一緒に何度か練習をさせてもらいました。最後の最後までどうなるか分からないという臨場感がありましたね。しかも、とにかく激しいアクションでしょ? これはキツいよ(笑)! 練習中からバテてましたもん(笑)。でも、楽しかったです。

小栗旬のコメント

第7話の脚本があがってきたときから「神坂の役は誰がやるんだろう!?」と、興味津々でした。神坂は刑事たちや他の裏社会の人たちとは違う雰囲気を持った人物。演じる達也さんご自身もベースが音楽という異業種の方だということもあって、このドラマの中にも全然違うムードを持ってきてくださったので、とても有難かったです。達也さんは一緒に撮影したファーストカットから、これまでの敵とは全然違う空気感をまとわれていて、「なんかヤバいヤツが来た!」っていう感じがしたんですよ(笑)。本当に素晴らしかったです! 特に、ミュージシャンとしての達也さんをずっと見てきている方々は、強くてヤバい神坂を演じている達也さんからいつもとは違う魅力を見出せて、絶対に楽しめると思います。
格闘シーンでも、達也さんは練習のときからずっと、ご自身で動きを復習されていたので、その姿を見て「すごく信頼できる方だな」と思いました。なので、こっちも遠慮なくガンガンやらせていただけたんです。実は、今回の殺陣は原案・脚本の金城さんが基本的な動きを構築し、そこからアクションコーディネーターの方とディスカッションを重ねて完成させたもの。ちゃんと感情があるアクションで、“怒っている石川”と“技術を持っている神坂”という2人の対比も投影されているので、演じる側としても格闘の流れがよく理解できる動きになっているんです。演じる上で、とても有難かったですね。ただ、かなりハードなアクションだったので、正直言って撮影を終えたときはドッと疲れが押し寄せました(笑)!

番組情報

『BORDER』第7話『敗北』

2014年5月22日(木)21:00~21:54
監督:橋本一、波多野貴文
原案・脚本:金城一紀
音楽:川井憲次
出演:
小栗旬
中村達也
ほか

(画像上:刑事・石川安吾役の小栗旬と掃除屋・神坂役の中村達也、画像下:掃除屋・神坂役の中村達也)

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