山口真人の個展『Plastic Painting』が、7月18日から東京・代官山のGALLERY SPEAK FORで開催される。
2008年にデザイン兼アートスタジオ「アイデアスケッチ」を設立し、企業のVI、CI、広告などのアートディレクション、グラフィックデザイン、ウェブサイト制作などを手掛けている山口。これまでにApogee、椎名林檎、RocketmanなどのアートワークやPVも担当している。
山口が手掛けるアート作品は、透明なプラスチック板にグラフィックをプリントし、それらを精密に張りあわせたり、成型および再構成する手法で制作される立体作品群。「見せかけ(=Plastic)の絵画」をコンセプトに、ダミアン・ハーストや草間弥生、ブリジット・ライリーらの現代アートをモチーフにしたリミックスアートとなっている。
山口にとって初個展となる同展では、現代アートの強いコミュニケーション力に着目したというアートシリーズ『Plastic Painting』に加え、プラスチックにグラフィックを密着し円形を基本単位として造形する『DotSAMPLEs』、プラスチックの板にレーザーカッターで彫刻する新シリーズ『Plastic Relief』の中から約30点を展示販売する。また会場では、作品と同じ手法で作られたネックレスやイヤリングなどのアクセサリーや、オリジナルTシャツを購入することも可能だ。7月18日には山口によるギャラリートークも行われる。
イベント情報
山口真人
『Plastic Painting』
2014年7月18日(金)~7月30日(水)
会場:東京都 代官山 GALLERY SPEAK FOR
時間:11:00~19:00(最終日は18:00まで)
休廊日:木曜
料金:無料
ギャラリートーク
2014年7月18日(金)18:30~19:00
出演:山口真人
料金:無料