若手監督の登竜門『PFF』が今年も開催、SF＆怪奇映画や羽仁進監督の特集上映も

2014.08.24 Sun

映画祭『第36回ぴあフィルムフェスティバル』が、9月13日から東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター大ホールで開催される。

1977年に「映画の新しい才能の発見と育成」をテーマに掲げてスタートしたPFF。若手映画監督の登竜門として知られる自主制作映画のコンペティション部門「PFFアワード」では528本の応募作品から選ばれた21作品が上映され、映画祭最終日となる9月25日にグランプリなどの入賞作品が発表される。最終審査員を務めるのは、撮影監督の柳島克己、プロデューサーの森重晃、ヤン・ヨンヒ監督、内田けんじ監督、俳優の成宮寛貴。

また、ドキュメンタリーとフィクションの間を行き来する作品を発表した羽仁進監督の特集上映をはじめ、ジョン・カーペンターやアンドレイ・タルコフスキー作品などを上映するSFと怪奇映画の特集上映なども行われる。さらに山下敦弘と石井裕也が出演するトークと上映会、特撮にフォーカスするプログラムでは犬童一心や尾上克郎、佛田洋、樋口真嗣、矢口史靖らが登壇する。各プログラムの詳細はオフィシャルサイトで確認しよう。

なお、同フェスティバルは12月13日から京都シネマ、12月19日から愛知芸術文化センターアートスペースA、12月20日から兵庫・神戸アートビレッジセンター、2015年4月に福岡市総合図書館映像ホール・シネラでも開催される。