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ナンシー関『顔面遊園地』展に消しゴムハンコ約800点、ピエール瀧朗読の特別映像も

『顔面遊園地 ナンシー関 消しゴムの鬼 見えるものしか見ない。そして見破る。ましてや彫る。』展が、11月14日から東京・渋谷のパルコミュージアムで開催される。

2002年6月12日に享年39歳で逝去したナンシー関。著名人の似顔絵を彫った消しゴムによる版画と、テレビ番組に出演する芸能人などを題材にした批評的なコラムで知られた。生前に制作した消しゴム版画は5千点を超えるという。

同展は、今年5月まで大阪で開催されていた同名展覧会に新たな展示作品を加えたもの。同展では、ナンシー関が彫った約800点の消しゴムハンコや、1985年から2002年までに書かれたコラムから放送作家の町山広美がセレクトした数々の原稿、ナンシー関のほぼ全ての著書にあたる約80冊の書籍などが展示される。また、ナンシー関が使用していた仕事道具や録りためていたビデオ、カセットテープなどの資料も見ることができる。さらに同展では、ナンシー関の小説『通天閣はもう唄わない』を映像化。映像制作をonnacodomo、町山、朗読をピエール瀧が担当している。

また同展の開催に先駆け、11月9日に東京・渋谷の2.5Dで安齋肇とみうらじゅんのトークショーを開催。同イベントではMCを町山が務め、安齋とみうらがナンシー関について語る。チケットの発売は10月25日からスタート。

なお、11月からスタートする全国ツアー『岡村靖幸LIVE TOUR 2014 「ファイヤー」』で、ナンシー関の消しゴムハンコを使用したグッズを販売する岡村靖幸は、同展の開催に際して「ナンシーさんのいない不在感、喪失感は時とともに大きくなるばかりです。誰も彼女の代わりになれませんし誰も彼女に追いつけません。どれだけの人々が彼女の発言にカタルシスを感じたでしょう?どんなエッジのある発言もエンターテイメントとしてみんなを楽しませてました。僕は、残念ながらお会いすることはありませんでしたが作品を通して会えたと思ってます」とコメント。

また、宮藤官九郎は「『ネイチャーメイドのCMで無意味にイジワルさと感じ悪さを醸し出している若い男、誰かと思ったら、あれが宮藤官九郎か』というコラムをナンシーさんがどこかに書いて下さって、しかもハンコまで彫って押してくれました。確か2001年。あまり似てなかったけど、そのハンコもあるといいなあ。みなさん探してみてください」とコメントしている。

イベント情報

『顔面遊園地 ナンシー関 消しゴムの鬼 見えるものしか見ない。そして見破る。ましてや彫る。』

2014年11月14日(金)~11月25日(火)
会場:東京都 渋谷 パルコミュージアム
時間:10:00~21:00(最終日は18:00まで)
料金:一般500円 学生400円(共におまけ付)
※小学生以下無料

『顔面遊園地 開催直前トークショー』
2014年11月9日(日)19:00~20:30
会場:東京都 渋谷 2.5D
出演:
安齋肇
みうらじゅん
MC:町山広美
料金:1,000円(『顔面遊園地 ナンシー関 消しゴムの鬼』展入場券付)

『顔面遊園地 ナンシー関 消しゴムの鬼 見えるものしか見ない。そして見破る。ましてや彫る。』メインビジュアル ©Nancy Seki
『顔面遊園地 ナンシー関 消しゴムの鬼 見えるものしか見ない。そして見破る。ましてや彫る。』メインビジュアル ©Nancy Seki
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