NHKで名作ドラマを残した佐々木昭一郎、初の劇映画作品『ミンヨン 倍音の法則』

映像作家・佐々木昭一郎による初の劇映画『ミンヨン 倍音の法則』が、10月11日から東京・神田の岩波ホールで公開される。

1960年にNHKに入局した佐々木は、『イタリア賞』テレビドラマ部門グランプリや『国際エミー賞』優秀作品賞を受賞したテレビドラマ『四季・ユートピアノ』をはじめ、海外で撮影された『川3部作』、つげ義春原作の『紅い花』といった作品を発表。ドキュメンタリータッチの手法を駆使した作風や、詩的な映像作品は国内外で高い評価を得ている。

佐々木にとって1995年に放送されたドラマ『八月の叫び』以来の新作となる同作は、ソウルの学生・ミンヨンが祖母の親友だった佐々木すえ子への思いから日本に渡り、音楽や様々な人々との時代を超えた交流を行う様子を描いた作品。劇中で描かれる佐々木すえ子の一家のエピソードは、監督自身の実体験をもとにしており、物語の鍵を握る佐々木家の家族写真も1943年に撮影されたものだという。主人公のミンヨン役を演じるのは、実際に韓国の学生であり、役柄と同じ名前のミンヨン。これまでの佐々木作品と同じく、この作品のために起用された一般人だという。

作品情報

『ミンヨン 倍音の法則』

2014年10月11日(土)から岩波ホールほか全国順次公開
監督・脚本:佐々木昭一郎
出演:
ミンヨン
ユンヨン
武藤英明
旦部辰徳
高原勇大
ほか
配給:シグロ

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