ムーンライダーズ鈴木博文の約6年ぶりソロ作『後がない。』、あがた森魚との共作曲も

鈴木博文(Ba / ムーンライダーズ)のニューアルバム『後がない。』が、11月26日にリリースされる。

鈴木にとって前作『凹凸』以来、約6年ぶりのソロアルバムとなる同作には、あがた森魚との共作曲“A氏とF氏”を含む全12曲が収録される。ゲストミュージシャンとしてゴンドウトモヒコ、三浦千明、青木孝明、EKKOらが参加。

なお鈴木は、東京・日本青年館で開催されるかしぶち哲郎の一周忌公演にムーンライダーズのメンバーとして出演。当初はかしぶちの命日にあたる12月17日の1公演のみ、ムーンライダーズの復活ライブが行われる予定だったが、チケットが完売したことを受けて12月18日に同会場で追加公演が行われることになった。

鈴木博文のコメント

前作「凹凸」からもう6年も経ってしまった。何気なく人前で音楽をしてきて41年目、マイペースなどという罠にはまらないように生き急がなければならない。「後がない。」のです。焦燥も喧騒も、覚醒も昏迷も、温和も粗暴も何から何まで音に詰め込みたかった。そうしないといられない気持ちは正に「後がない。」というタイトルになってしまった。
このアルバムにはゴンドウトモヒコ、三浦千明という現代音楽を熟知した二人の管楽器奏者、いつも確実なアルペジオを爪弾く青木孝明、繊細なタッチのピアニストEKKOなど少人数ではあるけれど優秀な音楽家に参加してもらった。
そして最後にボーナストラックとしてあがた森魚さんと共作し、会話のように歌う曲を静かに置いた。どこからか波の音が小さく聞こえてきそうなその曲は41年前にすっと引き戻してくれるようだ。「後がない。」と言っておきながら実は時間は自分の手でどうにでもできるのかもしれない。

リリース情報

鈴木博文
『後がない。』(CD)

2014年11月26日(水)発売
価格:3,000円(税込)
noteron-1006

1. 風のナイフ
2. Flyline
3. Tokyo Man
4. 雨の始まり
5. 鋼の満月
6. 後がない
7. 一か八かで気持ちいい
8. 晩冬
9. EI
10. 埋伏の炎
11. 如月に呟く
12. A氏とF氏(ボーナストラック)

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イベント情報

『moonriders LIVE 2014 Ciao Mr.Kashibuchi』

2014年12月17日(水)、12月18日(木)OPEN 18:30 / START 19:00
会場:東京都 外苑前 日本青年館
料金:8,800円

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