木村カエラが長編アニメ声優デビュー、『劇場版ムーミン』で「猫しか愛せない犬」に

2014.12.08 Mon

木村カエラが2月13日から公開される映画『劇場版ムーミン　南の海で楽しいバカンス』の日本版で、長編アニメ声優デビューを果たすことがわかった。

同作でカエラは、猫しか愛することができないというコンプレックスを抱える犬「ピンプル」の声を担当。ピンプルはバカンスに来たムーミンたちと出会う役どころとなる。演じる際に大変だったことについてカエラは「犬が本能に返るというか、犬らしく振る舞うシーンがあるんですが、そこはどうしよう！と思いました。人生初の経験だったのでドキドキしました（笑）。でも、1発OKだったのでよかったです」とコメント。なお、カエラは同作のために日本版イメージソング“eye”を書き下ろしている。

『劇場版ムーミン　南の海で楽しいバカンス』は、「ムーミン」シリーズの作者トーベ・ヤンソンの生誕100周年に合わせてフィンランドで製作された長編アニメーション映画。「ムーミン」シリーズの長編劇場用映画としては初めて、手描きアニメーションで制作されている。日本版では、ムーミン役の高山みなみをはじめ、大塚明夫、谷育子、かないみか、子安武人、佐久間レイ、小林優子といった、1990年から放送されたテレビアニメ『楽しいムーミン一家』シリーズのキャストが声を担当することがわかっている。