岡田将生×勝村政信の二人芝居、劇中劇で過去を再現する『ウーマン・イン・ブラック』

舞台『ウーマン・イン・ブラック』が8月7日から東京・渋谷のパルコ劇場で上演される。

スーザン・ヒルの同名小説を原作にした同作は、イギリス・ロンドンのフォーチュンシアターで25年間以上上演されている作品。日本でも1992年から度々上演されているほか、2012年にはダニエル・ラドクリフ主演で映画化された。中年の弁護士・キップスと、若い俳優による二人芝居で、キップスの抱える忌まわしい過去を、俳優が「若き日のキップス」、キップスが「キップスが出会った人々」を演じる劇中劇で再現する、というあらすじだ。

キップスの記憶を再現するために雇われた若い俳優を演じるのは岡田将生。また、悪夢に悩まされるキップスを勝村政信が演じる。なお、これまでの公演では萩原流行、西島秀俊、上川隆也が俳優役を演じてきたほか、キップス役は2014年に逝去した斎藤晴彦が一貫して演じていた。

また、同作の演出を務めるのはロビン・ハーフォード。脚色はスティーブン・マラトレットが担当している。チケットの一般発売は6月13日10:00からスタート。なお同作は、9月から愛知・名古屋、新潟、大阪での上演も予定している。

岡田将生のコメント

蜷川さん演出の初舞台で舞台の魅力を知り、もう一度ぜひ舞台をやりたいという気持ちがあったので、こういうお話を頂けるのは大変光栄です。台本を読んでも鳥肌が立つ、少しずつ体に恐怖が染み込んでくるのが、この作品の魅力。百戦錬磨の勝村さんと二人で芝居が出来る環境は、若手の僕からしてみれば、こんなに貴重な時間はありません。勝村さんには、「台詞が覚えられなかったら合宿して下さい」とお願いしています(笑)。

勝村政信のコメント

斎藤晴彦さんがずっと長く演じられていた役を僕が演じるとは夢にも思いませんでした。先輩が演じられた役を背負うのは責任を感じます。演者もお客様も同じ恐怖を伝播してゆき共有出来るというのが、この作品の面白さであり、魅力だと思います。岡田将生君は追いつめられるとさらに強くなる魅力的な人です。

イベント情報

『ウーマン・イン・ブラック』

演出:ロビン・ハーフォード
脚色:スティーブン・マラトレット
原作:スーザン・ヒル
翻訳:小田島恒志
出演:
岡田将生
勝村政信

東京公演
2015年8月7日(金)~8月30日(日)全29公演
会場:東京都 渋谷 パルコ劇場
料金:8,500円 U-25チケット5,000円

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