北野武やティム・バートン監督作を漁師町で野外上映

『Kisssh-Kissssssh映画祭』が、9月20日から和歌山・加太で開催される。

人口約3千人の漁師町・加太を舞台に、映画鑑賞と漁港の散策や食事、ライブなどを楽しむことが出来る同イベント。日中は110作品の応募の中からコンペティションで選ばれた自主制作映画に加え、『MOOSIC LAB』『第8回田辺・弁慶映画祭』『viddsee』からの招待作品、はっぴいえんどやYMOなどのライブ写真を撮影してきたマイク野上の初監督作品などが空き家や倉庫、自治会館で上映され、夜間はメイン会場である北の浜公園で野外上映が行われる。

野外上映作品は、クリープハイプのファンである田舎の女子高生4人組が千キロ離れた東京へ自転車で向かうロードムービー『私たちのハァハァ』、ティム・バートン監督の『ビッグ・フィッシュ』、北野武監督によるラブストーリー『あの夏、いちばん静かな海。』、安藤サクラの主演作『百円の恋』の4作品。

また、観客の投票でグランプリが決定する自主制作のコンペティションでは、長編部門に松本卓也監督『帰ろうYO!』など5作品、短編部門に谷口雄一郎監督『彼女がドレスを脱ぐ理由』など5作品がノミネート。グランプリ作品はイベント最終日に野外上映される。そのほかの上映作品やライブ、トークイベントなどの詳細は、オフィシャルサイトの続報を待とう。チケットは現在販売中だ。

イベント情報

『Kisssh-Kissssssh映画祭』

2015年9月20日(日)~9月22日(火)
会場:和歌山県 加太の空き家、自治会館、倉庫ほか
上映作品:
『私たちのハァハァ』(監督:松居大悟)
『ビッグ・フィッシュ』(監督:ティム・バートン)
『あの夏、いちばん静かな海。』(監督:北野武)
『百円の恋』(監督:武正晴)
『APOLO』(監督:近藤啓介)
『帰ろうYO!』(監督:松本卓也)
『ガラスの園で月を食らう』(監督:相馬寿樹)
『始まりの鐘をならせ』(監督:川島直人)
『みなと、かこ、げんざい』(監督:長棟航平)
『彼女がドレスを脱ぐ理由』(監督:谷口雄一郎)
『空っぽの渦』(監督:湯浅典子)
『ゴムボーイゴムガール』(監督:東野敦)
『NINJA vs YAKUZA』(監督:市田俊介)
『水の足跡』(監督:金子雅和)
ほか
料金:
前売 1日券2,300円
当日 野外上映(2プログラム)1,500円 『MOOSIC LAB』1,000円 自主制作映画800円
※各トークイベント、ライブ、フードコーナーは入場無料

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