吸血鬼×イラン×マカロニウエスタン、女性監督がモノクロで描く少女の物語

映画『ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~』が、9月19日から東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。

アメリカ在住のイラン系女性監督アナ・リリ・アミリプールによる劇場長編デビュー作品となる同作は、薬物中毒者や麻薬の売人、ギャングや娼婦らが集うイランのゴーストタウン「バッドシティ」を舞台に、黒衣を身にまとった吸血鬼の少女・シェイラの物語をモノクロ映像で描いた作品。全編にわたってペルシャ語が使用されているほか、マカロニウエスタンやグラフィックノベル、イランニューウェーブなどの影響を昇華したスタイリッシュな映像も見どころとなる。製作総指揮にはイライジャ・ウッドらが名を連ねている。

なお、アナ・リリ・アミリプール監督の次回作となる『The Bad Batch』は、キアヌ・リーヴスやジム・キャリーが出演する英語作品になる予定だ。

作品情報

『ザ・ヴァンパイア ~残酷な牙を持つ少女~』

2015年9月19日(土)から新宿シネマカリテほか全国で順次公開
監督・脚本:アナ・リリ・アミリプール
出演:
シェイラ・ヴァンド
アラシュ・マランディ
配給:ギャガ 映像事業部

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