内藤礼の作品集『祝福』、初個展から現在までの30年間を包括

内藤礼の作品集『内藤礼|1985-2015 祝福』が、9月に刊行される。

香川・豊島美術館の常設作品『母型』などで知られる現代美術家の内藤礼。9月19日には内藤のアートの本質に迫るドキュメンタリー映画『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』が公開される。

『内藤礼|1985-2015 祝福』は、内藤の30年にわたる仕事を包括する作品集。初の個展『Apocalypse Palace』や初期の代表作『地上にひとつの場所を』から、昨年に東京・白金台の東京都庭園美術館で開催された『信の感情』まで国内外で発表された作品を中心に、ドローイング、絵画、テキストなどが紹介される。

さらに、中沢新一、椹木野衣らが過去に執筆した批評の引用を含む解説も収録。写真は畠山直哉らが撮影している。なお、同書の制作には内藤自身が深く関わり、1年半以上をかけて作品の選定や編集が行われたという。

発行元のmillegraphのオフィシャルサイトでは、9月16日まで同書の先行予約を受付中。予約特典として内藤の直筆サインが入るほか、送料無料となる。予約方法などの詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。

書籍情報

『内藤礼|1985-2015 祝福』

2015年9月発売
著者:内藤礼
価格:9,720円(税込)
発行:millegraph

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