実写を緻密にアニメ化する佐藤雅晴、原美術館で個展『東京尾行』

『ハラドキュメンツ10 佐藤雅晴―東京尾行』が、1月23日から東京・品川の原美術館で開催される。

「ハラドキュメンツ」は、原美術館がキュレーターの育成や若手作家の支援を目的に開催する不定期プロジェクト。今回は、実写をトレースしたアニメーション作品を手掛ける佐藤雅晴の作品を紹介しながら、トレースとは「対象を自分の中に取り込むこと」だと語る佐藤の表現の変化を紐解いていく。

展示作品は、「トレースとは尾行である」という発想をもとに、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて変化している東京を描いた最新作『東京尾行』をはじめ、佐藤が身近な12の光景をトレースして作った『Calling(ドイツ編)』、東日本大震災や自身と家族を続けざまに襲った病気との闘いなどを経て生まれた『Calling(日本編)』などのアニメーション、平面作品数点となる。

また、会期中は佐藤を招いた関連イベントも開催されるという。詳細は原美術館オフィシャルサイトの続報を待とう。なお同展会期中に原美術館のIII、IV、Vでは『原美術館コレクション展:トレース』が開催される。

イベント情報

『ハラドキュメンツ10 佐藤雅晴―東京尾行』

2016年1月23日(土)~5月8日(日)
会場:東京都 品川 原美術館 ギャラリーI、II
時間:11:00~17:00(祝日を除く水曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(3月21日は開館)、3月22日
料金:一般1,100円 大高生700円 小中生500円
※原美術館メンバーは無料、学期中の土曜は小中高生の入館無料

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