移民の苦難を虚実交えて描く、ペドロ・コスタ監督作『ホース・マネー』

映画『ホース・マネー』が、6月から東京・渋谷のユーロスペースで公開される。

『ホース・マネー』は、ポルトガルの映画監督ペドロ・コスタの監督作品。ポルトガルの首都・リスボンのスラム街・フォンタイーニャス地区を舞台に、1人の男の終焉と、アフリカからやってきた移民の苦難の歴史と記憶を、虚実入り混じった手法で描く。なお、コスタは過去作品『ヴァンダの部屋』『コロッサル・ユース』でもフォンタイーニャス地区を舞台にしている。

主人公を演じるのは、カーボベルデ共和国から移民で、『コロッサル・ユース』にも出演したヴェントゥーラ。劇中にはヴェントゥーラの経験も活かされているという。同作のオフィシャルサイトでは、映画監督のマノエル・ド・オリヴェイラ、ジャン=マリー・ストローブのコメントが公開中だ。

作品情報

『ホース・マネー』

2016年6月からユーロスペースで公開

監督:ペドロ・コスタ
出演:
ヴェントゥーラ
ヴィタリーラ・ヴァレラ
ティト・フルタド
アントニオ・サントス
配給:シネマトリックス

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