映画『光をくれた人』が2017年春に東京・日比谷のTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。
子どもを拾った夫婦の葛藤と選択を描く同作。オーストラリア西部の孤島で暮らす灯台守のトムとその妻イザベルが、島に漂着した手漕ぎボートに赤ん坊を発見し、自分たちの娘として育て始めるが、数年後に赤ん坊の実の母親に偶然出会うというあらすじだ。
他人の子どもを奪う罪に苛まれる夫のトム役をマイケル・ファスベンダー、数度の流産を経験した妻のイザベル役をアリシア・ヴィキャンデルがそれぞれ演じるほか、生みの親のハナ役としてレイチェル・ワイズが共演する。なおファスベンダーとヴィキャンデルは、同作の撮影をきっかけにプライベートでも交際を開始したという。
監督は『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス。原作は世界で230万部を売り上げたM・L・ステッドマンの小説『海を照らす光』となる。
- 作品情報
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『光をくれた人』
2017年春にTOHOシネマズ シャンテほか全国公開監督:デレク・シアンフランス 原作:M・L・ステッドマン『海を照らす光』 出演: マイケル・ファスベンダー アリシア・ヴィキャンデル レイチェル・ワイズ 配給:ファントム・フィルム

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CINRA Inspiring Awardsは、これからの時代を照らす作品の創造性や芸術性を讃えるアワード。芸術文化をルーツとするCINRAが、媒介者として次世代の表現者を応援できたら。そんな思いに力を貸してくださる審査員のかたがたに、作品を選出していただいた。