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福士蒼汰が猫と最後の旅へ 有川浩『旅猫リポート』が実写映画化

有川浩の小説『旅猫リポート』が実写映画化され、2018年に公開される。

『図書館戦争』『植物図鑑』『空飛ぶ広報室』などの作品で知られる有川浩による2012年の作品『旅猫リポート』。心優しい青年・悟がある事情から飼えなくなってしまった愛猫・ナナと共に、新しい飼い主を探して日本各地を巡る旅の様子が描かれる。有川は「一生に一本しか書けない物語」と語るほど同作に強い思い入れがあり、映画化にあたって脚本開発にも参加している。

ある秘密を抱える主人公・悟役を演じるのは福士蒼汰。監督は有川原作の映画『植物図鑑』も手掛けた三木康一郎が担当する。同作では全編にわたって猫の高度な演技が求められることから、撮影にあたって動物プロダクションと入念な準備を行なったという。撮影は2月末にクランクインし、日本各地でロケを敢行。4月中旬のクランクアップを予定している。

主演の福士は猫との芝居について「お芝居で猫と共演するのは初めてなので、最初は猫との距離感に少しドキドキ、猫見知り(?)しました。でも、相棒のナナは、クルクルとした毛がチャーミングな、ちょっとやんちゃでかわいい猫なので、日々楽しく撮影しています」とコメントしている。

福士蒼汰のコメント

原作を読み、やわらかいものに丸く包まれているようなやさしい物語だと思いました。けれど、その中に隠された秘密や過去にドキッとする瞬間が何度かありました。そのドキッとした時の気持ちと作品全体を包むやわらかい空気の両方を大事にして、悟を演じたいと思います。大切な人たちや猫への思いを、自然体で届けられたらいいなと思います。
お芝居で猫と共演するのは初めてなので、最初は猫との距離感に少しドキドキ、猫見知り(?)しました。でも、相棒のナナは、クルクルとした毛がチャーミングな、ちょっとやんちゃでかわいい猫なので、日々楽しく撮影しています。

三木康一郎監督のコメント

脚本を読み、涙しました。自分には何ができるのか?考えさせられましたし、愛する事の尊さを感じました。
映画を見てくださる方々にも、愛する事の尊さが少しでも伝わるような作品にしたいと思います。
有川先生の作品は2作目ですが、いつも登場するキャラクターの聡明さに心打たれます。今回も全ての登場人物が生き生きして、やさしい。どう表現するか、とても楽しみです。
福士蒼汰さんは悟のイメージにぴったりで、やさしくておおらかで、強く、福士さんが悟なんじゃないかと思う程です。彼の雰囲気を壊さないように、さらに、今の彼の魅力を十分引き出したいと思っています。
皆さんの心の奥のやわらかい部分をギュッと掴むようなものにしたいと思っています。

有川浩のコメント

これは、一人と一匹の最後の旅の物語です。でも、きっと悲しさではなく幸せを感じていただけると思います。
今回は、これまでにご縁があり、その力を心から信頼できる方々に映画化していただけることになりました。
こちらからお願いしたのは、とにかく猫さまの都合を第一に!ということ。猫のしたくないことはいっさいさせない。必要であれば脚本はいくらでも書き換えます、と。
けっして言うことをきいてくれない猫さまを一緒に愛してくださるみなさま、サトルとナナのふたりの旅を見守ってあげてください。

福士蒼汰
福士蒼汰
有川浩『旅猫リポート』表紙 ©有川浩/講談社
有川浩『旅猫リポート』表紙 ©有川浩/講談社
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