『ユダヤ人を救った動物園』予告編　ナチ侵攻下で300人を匿った夫婦の実話

2017.08.25 Fri

12月から東京・日比谷のTOHOシネマズみゆき座ほか全国で公開される映画『ユダヤ人を救った動物園　アントニーナが愛した命』の予告編が公開された。

1939年のポーランドに起こった実話をもとに、ユダヤ人の隠れ家となった動物園を描く同作。ヨーロッパ最大の規模を持つワルシャワ動物園の経営者であるヤンとアントニーナの夫妻が、ドイツのポーランド侵攻と第二次世界大戦に際して迫害されるユダヤ人を匿うことを決意し、ヤンが秘密裏に強制居住区域からの救出活動を行ない、アントニーナが動物園の地下で食事や音楽を提供して、約300人のユダヤ人を救うというあらすじだ。

アントニーナ役を『ゼロ・ダーク・サーティ』などに出演するジェシカ・チャステイン、ヤン役を『オーバー・ザ・ブルースカイ』などに出演するヨハン・ヘルデンベルグが演じるほか、ダニエル・ブリュール、マイケル・マケルハットンらが共演。監督を『クジラの島の少女』『約束の葡萄畑あるワイン醸造家の物語』などのニキ・カーロが務める。原題は『The Zookeeper's Wife』となり、ダイアン・アッカーマンの同名ノンフィクションが原作となっている。

作品情報: 『ユダヤ人を救った動物園　アントニーナが愛した命』
2017年12月からTOHOシネマズみゆき座ほか全国公開
監督：ニキ・カーロ脚本：アンジェラ・ワークマン原作：ダイアン・アッカーマン『ユダヤ人を救った動物園　ヤンとアントニーナの物語』（亜紀書房）出演：ジェシカ・チャステインダニエル・ブリュールヨハン・ヘルデンベルグマイケル・マケルハットン配給：ファントム・フィルム