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1930年前後の「新興写真」に注目する展覧会 モホイ=ナジらの作品も

展覧会『「光画」と新興写真 モダニズムの日本』が、3月6日から東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催される。

1930年前後の日本において盛んになった動向で、ドイツの新即物主義やシュルレアリスムなどの影響を受け、カメラやレンズによる機械性を生かして写真でしかできないような表現を目指した「新興写真」。約150点を展示する同展では1932年から1933年の間に発行され、主宰の野島康三や、木村伊兵衛、中山岩太らが中心となって新興写真を牽引した写真同人雑誌『光画』と、木村専一が中心になって結成された新興写真研究会による雑誌に掲載された写真をはじめ、新興写真に影響を与えた海外写真家の作品や、その後の写真表現を展観する。

出展予定作家は野島康三、中山岩太、木村伊兵衛、ハナヤ勘兵衛、佐久間兵衛、堀野正雄、吉川富三、安井仲治、大束元、錦古里孝治、岡野一、堀不佐夫、高麗清治、モホイ=ナジ・ラースロー、ウンボら。

関連イベントとして、3月17日には国立新美術館・美術資料室長の谷口英理、名古屋芸術大学准教授の松實輝彦、美術評論家の光田由里らによるトークイベント『新興写真とはなんだったのか』を開催するほか、4月22日には写真評論家の飯沢耕太郎によるトークイベント『「光画」について』が開催される。詳細は東京都写真美術館のウェブサイトをチェックしよう。

木村専一「フォトアウゲ」より 1931年
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ウンボ『同時的ポートレート』1928年
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