幕末から明治の「長崎」を展示室に再構築 初期写真に焦点当てる展覧会

展覧会『写真発祥地の原風景 長崎』が3月6日から東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催される。

同展は、東京都写真美術館が新たにスタートさせる展覧会シリーズ『写真発祥地の原風景』の第1弾。同シリーズでは、日本の写真発祥地と言われる3都市にフォーカスし、日本の写真文化発展の源流を考察すると共に初期写真の記録性に着目する。

『写真発祥地の原風景 長崎』では、「明治150年」を記念し、写真を中心としたオリジナル作品に加え、古地図や絵画、工芸作品など、ジャンルや時代を超えた展示品を通して幕末から明治の「長崎」を展示室内に再構築。監修を長崎外国語大学特任教授・長崎大学名誉教授の姫野順一が務める。

4月7日には『長崎をめぐる初期写真シンポジウム―オリジナルとデジタルアーカイブ』、4月14日には『古典技法ワークショップ:コロディオン湿板制作デモンストレーション』がそれぞれ開催されるほか、会期中の第2・第4金曜日、4月29日、5月3日、5月5日にはギャラリートークが開催される。詳細は美術館のオフィシャルサイトを確認しよう。

なお『写真発祥地の原風景』は今後「北海道編」「東京編」を開催予定。

イベント情報

『写真発祥地の原風景 長崎』

2018年3月6日(火)~5月6日(日) 会場:東京都 恵比寿 東京都写真美術館
時間:10:00~18:00(木、金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで) 休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜) 料金:一般700円 学生600円 中高生・65歳以上500円 ※小学生以下および都内在住・在学の中学生、障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料 ※第3水曜日は65歳以上無料
  • HOME
  • Art,Design
  • 幕末から明治の「長崎」を展示室に再構築 初期写真に焦点当てる展覧会

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて