特殊メイクアーティスト・辻一弘の記録映画『The Human Face』日本初上映

短編映画『The Human Face』が4月19日に、東京・アップリンク渋谷で開催される『Tokyo Lift-Off Film Festival 2018』内で上映される。

同作は、特殊メイクアーティスト・辻一弘を追った短編ドキュメンタリー。日本では初公開となる。辻は1969年生まれ、京都出身。1996年に渡米し、『メン・イン・ブラック』や『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』などの特殊メイクやメイクアップを担当した。2012年に引退し現代美術家に転向したが、『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』で主演のゲイリー・オールドマンから直接依頼があり、映画界に復帰。同作でオールドマンにチャーチルの特殊メイクをした功績で、『第90回アカデミー賞』のメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞している。

『The Human Face』では、辻が創作や芸術活動について語るシーンのほか、『シェイプ・オブ・ウォーター』で半魚人の目のデザインをオファーしたギレルモ・デル・トロ監督やゲイリー・オールドマンがそれぞれ、辻の魅力について語る様子が収められている。なお同作を上映する『Tokyo Lift-Off Film Festival 2018』は、ロサンゼルス、シドニー、ソウル、バンクーバー、アムステルダムなどで開催されてきたイギリス発のインディペンデント映画祭『Lift-Off Film Festival』の日本版。上映作品の詳細はオフィシャルサイトでチェックしよう。

イベント情報

『Tokyo Lift-Off Film Festival 2018「Shorts programme 1」』

2018年4月19日(木) 会場:東京都 渋谷 アップリンク
上映作品: 『The Human Face』 『Travelogue Tel Aviv』 『Woodman』 『BACKSTORY』 『Mitaka Sumo School』 『5 billion years』 『Silence』 料金:1,500円
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