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KAAT×地点の舞台『山山』が開幕、三浦基&松原俊太郎の初日コメント到着

地点『山山』舞台写真 撮影:松見拓也
地点『山山』舞台写真 撮影:松見拓也

地点の舞台『山山』が昨日6月6日から神奈川・横浜のKAAT神奈川芸術劇場で開幕。初日後のコメントが到着した。

同作は、KAAT神奈川芸術劇場と三浦基が率いる劇団・地点による共同制作作品の第8弾。アントン・チェーホフの描いた「労働と愛」、サミュエル・ベケットの描いた「生と死」、エルフリーデ・イェリネクの描いた「あらゆる表象と紋切り型」、ハーマン・メルヴィルの小説『バートルビー』をモチーフに、かつては美しかった山と汚染物質の山の狭間で暮らす家族たちの抵抗を描いた作品だ。

作は、地点とKAAT神奈川芸術劇場のコラボ第7弾『忘れる日本人』の戯曲を手掛けた松原俊太郎が担当。演出は三浦基が手掛けている。

今回到着したコメントで三浦基は、「これまでの(地点の)作品と比べてちょっと珍しい作品になりそうな気がしています。これまでに観たことのない演劇であることは確かです。チェーホフやシェイクスピアのように予習の必要はないので、ぜひ楽しみに来てください」と手応えを明かしている。松原俊太郎は、「元々戯曲にあった『鬼』の存在が舞台では非常に強調されていますが、三浦さんはそういうフィクションをかませてくるのが上手なので、戯曲上のフィクションと舞台上のフィクションの組み合わせを楽しんで頂けたらなと思います」と見どころを語った。

『山山』は6月16日まで上演中。本日6月7日には同劇場の芸術監督・白井晃、松原俊太郎、三浦基、6月8日には三浦基らが登壇するトークイベントを終演後に実施。さらに6月21日からKAAT神奈川芸術劇場では、『忘れる日本人』が再演される。詳細は劇場のオフィシャルサイトで確認しよう。

三浦基(地点)のコメント

初日が開幕して、なんとか形になってほっとしています。改めてこの作品は、松原氏の戯曲の「語り」を堪能できる作品だと思っていて、今日のお客さんの拍手もそれを感じ取って好意的に聞いてくれたんだな、という印象を持ちました。いつもの地点の演出に比べたらセットの展開などはなくて地味に見えるかもしれませんが、かえって戯曲の語りが上手くノッて聞こえたのかな、と。これまでの作品と比べてちょっと珍しい作品になりそうな気がしています。これまでに観たことのない演劇であることは確かです。チェーホフやシェイクスピアのように予習の必要はないので、ぜひ楽しみに来てください。

松原俊太郎のコメント

僕はテキストを書くときには上演のことをイメージしていないのですが、書いた言葉と俳優の声で発する台詞とでは受ける印象がとても違います。元々戯曲にあった「鬼」の存在が舞台では非常に強調されていますが、三浦さんはそういうフィクションをかませてくるのが上手なので、戯曲上のフィクションと舞台上のフィクションの組み合わせを楽しんで頂けたらなと思います。地点が僕のテキストで上演するときは、いつもとは違う変わった舞台になることが多いので、今回も苦闘している姿が見られると思います。でもまずは作品を体感して、楽しんでいただければ嬉しいです。

地点『山山』舞台写真 撮影:松見拓也
地点『山山』舞台写真 撮影:松見拓也
地点『山山』舞台写真 撮影:松見拓也
地点『山山』舞台写真 撮影:松見拓也
地点『山山』舞台写真 撮影:松見拓也
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