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現代銅版画の先駆者『駒井哲郎―煌めく紙上の宇宙』 中林忠良の講演会も

展覧会『駒井哲郎―煌めく紙上の宇宙』が、10月13日から神奈川・横浜美術館で開催される。

日本における現代銅版画の先駆者として国内外で高く評価されてきた駒井哲郎。独自の腐蝕によって生み出される銅版画を追究した一方で詩人や音楽家たちと交流し、前衛芸術集団「実験工房」への参加や詩画集の出版などを通して領域横断的な表現を試みた。1976年に56歳で逝去している。

同展では初期から晩年までの駒井作品の展開を6章構成で紹介。また詩人や音楽家らとコラボレーションした、ジャンルを超えた表現にも着目するほか、美術雑誌などに多数寄稿された駒井の文章を紐解きながら、オディロン・ルドンをはじめとする駒井が敬愛した西洋画家たちの作品と駒井作品を並べて展示する。会場には駒井の版画作品や詩画集など約210点に加え、関連作家の作品約70点が並ぶ。

会期初日には銅版画家の中林忠良による講演会『師・駒井哲郎の人と作品―銅版と pas de deux(パ・ド・ドゥ)』、11月10日には文月悠光のトークと詩の朗読『画(え)から言葉が生まれるとき』が行なわれる。その他、会期中には多数イベントが開催されるので詳細は横浜美術館のオフィシャルサイトをチェックしよう。

駒井哲郎『題名不詳』1971年頃 世田谷美術館(福原義春コレクション) ©Yoshiko Komai 2018/JAA1800117
駒井哲郎『題名不詳』1971年頃 世田谷美術館(福原義春コレクション) ©Yoshiko Komai 2018/JAA1800117
駒井哲郎『R夫人の肖像』1971年 横浜美術館 ©Yoshiko Komai 2018/JAA1800117
駒井哲郎『R夫人の肖像』1971年 横浜美術館 ©Yoshiko Komai 2018/JAA1800117
パウル・クレー『大聖堂(東方風の)』1932年 アサヒビール株式会社
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